人の心を打つ力がある「字」へ
湖光書道教室 代表講師長山 湖光
湖光書道教室のホームページをご覧頂きありがとうございます。
皆さんは″人の心を打つ字″に出逢った事がありますか?
人が書く字には数々の力があると思います。
私は小学生2年生で書道を始め、5年生で恩師との出逢い、6年生で生徒部8段位取得、中学1年生で師範取得、それから高校在学中に教授免許を取得しました。
ですが当時は習わせられている感覚で、習字はダサいと思い込み、数々の賞を受賞しながらも公にする事はなく、某書道専門学校からの逆推薦を蹴り書道から離れました。
社会人になり金髪で派手な容姿を好み、完全に見た目で損するタイプでした。
そんな私の第一印象を払拭してくれたのは毎回″綺麗な字″です。
成人してからは書道が好きだった事に気付き、逃げる様に辞めた恩師の元へは行けず…
人から頼まれる熨斗を書いたり、ただ人より上手いというだけで勤務先の掲示物に筆で1文字。
この1文字が恩師との8年越しの再会です。たった1文字で変わる事がある、衝撃でした。
書から一度は離れ後悔した思いや改めて気付いた事全てを、字には人の心を打つ力がある事、素晴らしい日本の伝統を多くの方に伝えて行きたい、出来る事で自信を付けて欲しいという強い想いで日々指導しています。